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day

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どんなときどう使う 日本語表現文型辞典

ヲ行


ワ行 ←

→ ン行


をおいて

がい

nothing/no one besides

❶ このごとをやれるひとはあなたをおいてほかにいないとおもいます。

❷ こんないやなことをけるひとかれをおいてだれもいない。

かいようがくべんきょうするなら、はいるべきだいがくはあのだいがくをおいてほかにない。

接続 N+をおいて

「~をおいてない(いない)」のかたちで、「~がいほかにない(いない)」といたいときに使つかう。「それとかくできるものはほかにない」とたかひょうするときに使つかうことがおおい。


In form …をおいてない (いない), means there is nothing or no one else. Often used to give high assessment by stressing there is nothing comparable.


をかぎりに

~をさいとして

the last time

今日きょうかぎりにきんえんすることにしました。

こんかいとりひきかぎりに、こんしゃとはいっさいとりひきしない。

こんねんかぎりにようぎょうおこなわないことになりました。

接続 N+をかぎりに

いままでつづいていたことがこんはもうつづかなくなるということをうときに、そのさいげんあらわす。


Final time period when something that has continued until now will no longer happen.


をかわきりに(して)

~からはじまって

make the beginning

❶ わたしたちはおおさかしゅつえんかわりに、かくこうえんをすることになっている。

かれはつげんかわりにして、おおぜいひとつぎつぎけんった。

❸ このさくひんかわりとして、かのじょはそのおおくのしょうせつはっぴょうした。

接続 N+をかわりに(して)

「~からはじまって、そのあとつぎつぎに」といたいときに使つかう。そのあとつづこうけいになるいちばんはじめのこうあらわす。


Subject will begin at some point, then continue same kind of activity. Describes first action that becomes impetus for those that follow.


をきっかけに(して)

~がこうどうほったんどうになって

use the opportunity of

はるのハイキングをきっかけに、わたしはやまのぼりにきょうつようになった。

今日きょうりょうばんぐみをきっかけにして、ははむかしよくつくったりょうおもした。

❸ あるほんじんともだちになったことがきっかけで、ほんりゅうがくかんがえるようになった。

接続 N+をきっかけに(して)

1)あるあらたなこうどうこしたほったんどううときのひょうげん。 ❸ のように「がきっかけで」のかたちもある。

2)「をけいきに(して)」とようほうがよくているが、「をきっかけに(して)」のあとぶんとくにプラスてきこうどうでなくてもいい。

参照をけいきに(して)


1)Outset or motive causes new action. Also found in: がきっかけで, as in sentence ❸ .

2)Pattern をけいきに(して)is similar in usage and meaning, but clauses following をきっかけに(して)do not necessarily have to be positive actions.


をきんじえない

~をおさえることができない

can't help but

あにてたばかりのいえしんこわれてしまった。どうじょうきんない。

こんかいけんせいこうは、ぜいきんおさめているけんみんとしていかりをきんない。

せんそうどもをくしたかのじょはなしいて、ばやしなみだきんなかったそうだ。

接続 N+をきんないFW

1)ものごとのようじょうて、こころなかからぜんにそのようなちがこってきてちからでは「おさえることができない」といたいときに使つかう。「どうじょういかり・わらい」などのことにつく。

2)かたことで、にちじょうかいではあまり使つかわない。

3)3にんしょう使つかうときは ❸ のようにぶんまつに「そうだ・ようだ」をつけるひつようがある。


1)Feelings naturally arise after seeing some situation, or condition, and cannot be suppressed through volitional power. Appends to words such as 同情 (sympathy), 怒り (anger), 笑い (laughter), etc.

2)For-mal; not often used in daily conversation.

3)When using in third person is neces-sary for sentence endings to take そうだ or ようだ, as in sentence ❸ .


をください

please

❶ (レストランで)すみませんが、ソースをください。

❷ すみません、そのメモようを1まいください。

❸ (ゆう便びんきょくで)80えんきっを5まいください。それから、はがきも3まいください。

よる、うちにでんをください。

接続 Nを+ください

あいからなにかをもらいたいとたのむときのかた


Requests other party give or do something.


をくださいませんか

won't you give…?

❶ きれいなはがきですね。1まいくださいませんか。

もつがたくさんあるので、かみぶくろをふたつくださいませんか。

❸ すみませんが、こんげつちゅうにおへんをくださいませんか。

接続 Nを+くださいませんか

「をください」よりていねいらいかた


More polite request or directive than をください.


をけいきに(して)

~をちょうどいいかいだとかんがえて

use the opportunity of

❶ このさいがいけいにして、わがでもぼうさいたいさくきょうすることにした。

てんきょけいに、わたしもいままでのごとをやめてぶんみせけっしんをした。

こんびょうにゅういんけいとして、こんていけんしんをきちんとけようとおもった。

接続 N+をけいに(して)W

1)「それをいいかいだとかんがえ、それをあらたなこうどうほったんにして」といたいときに使つかう。あとにはプラスのぶんることがおおい。

2)ようほうは「をきっかけに(して)」とほとんどおなじだが、「をけいきにして」はできごとやこうあらわめいにつながることがとくちょうてきである。

参照をきっかけに(して)


1)Something is good opportunity with which to begin new action. Often clauses with positive meanings follow.

2)Nearly same meaning and usage as をきかっけに(して), but をけいきにして has characteristic of appending to nouns indicating events or actions.


をこめて

~をれて/とともに

with

せんせい、ありがとうございました。わたしたちのかんしゃめてこのぶんしゅうつくりました。

むかしどもたちはえんそくまえなどに「あした、てんになりますように」とねがいをめて「てるてるぼう」というちいさいにんぎょうつくって、まどそとにつるした。

❸ あなたに、あいめてこのゆびおくります。

接続 N+をめて

あいねがいなどのちをあるものにれて」という使つかう。ほかに「こころをこめて・いのりをこめて・おもいをこめて・うらみをこめて・ちからをこめて」などがよく使つかわれる。


Put love, hopes, or other feelings into something. Also often used in 心をこめて, 祈りをこめて, 思いをこめて, 恨みをこめて, or 力をこめて (with strength).


をしている

has

❶ リーさんはきれいなこえをしています。

❷ A:すこあかかおをしていますよ。おさけんだんでしょう。

B:あ、わかりましたか。

❸ このはな、ほんとうにいいいろをしていますね。

❹ あのさんかくけいをしたビルはなんですか。

はは:あら、きたなしてるね。どうしたの。

こうえんすなあそびをしたんだよ。

接続 N+をしている

1)えるいろかたちようなどをいたいときに使つかう。めいせつめいをするときは、 ❹ のように、「N1をしているN2」を「N1をしたN2」でえることができる。

2)ふつう、はなひとしんのことではなく、はなひとよううときに使つかう。

◆ × わたしはながかみをしています。

3)くだけたかいでは ❺ のように「をしている」が「(を)してる」になる。


1)Describes visible colors, shapes, or appearances. When explaining nouns, as in sentence ❹ , N1 をしている N2 is interchangeable with N1 をした N2.

2)U-sually used to describe appearance speaker sees, rather than speaker himself.

◆ × わたしはながかみをしています。

3)In informal speech, をしている becomes (を)してる, as in sentence ❺ .


をちゅうしんとして

centering around

じっこういんちょうあきやまくんちゅうしんとして、ぶんさいかかりこころひとつにじゅんをしています。

こんたいふうがいとうきょうちゅうしんかんとうほうぜんいきひろがった。

❸ このけんきゅうかいではこうがいもんだいちゅうしんとしたさまざまなもんだいはないたいとおもう。

いしさんをちゅうしんとするあたらしいいんかいができた。

接続 N+をちゅうしんとして

1)できごと、こうちゅうしんなんであるかをいたいときのひょうげん。 ❷ のように「をちゅうしんに(して)」というかたちもある。

2)あとめいるときは ❸ ❹ のように、「をちゅうしんとしたN・をちゅうしんとするN」というかたちになる。


1)Center of event or action. Also found in: を中心に(して), as in sentence ❷ .

2)When followed by a noun, as in sentences ❸ and ❹ , becomes を中心とした N,を中心とするN.


をちゅうしんとする

をちゅうしんとして


をちゅうしんに

をちゅうしんとして


をちゅうしんにする

をちゅうしんとして


をつうじて〈けいぞくかん

~のあいだずっと

throughout

❶ このほうは1ねんつうじてほとんどおなじようなてんこうです。

❷ このこうえんにはつうじていろいろなはなきます。

じんるいれきつうじて、きゅうのどこかでつねにせんそうおこなわれてきた。

接続 N+をつうじて

「~をつうじて」のかたちで「~のあいだずっとおなじょうたいだ」といたいときに使つかう。「をとおして」とようほうがほとんどおなじ。

参照をとおして〈けいぞくかん


Continuous state throughout a time period. Usage is nearly same as for をとおして.


をつうじて〈しゅだんばいかい

~をしゅだんとして/~をばいかいとして

through

❶ わたしはそのことをテレビのニュースをつうじてりました。

かれとはきょうつうゆうじんつうじてった。

❸ このようなみんかんレベルのこくさいこうりゅうつうじて、りょうこくかんかいすこしずつでもすすんでいくことをねがっています。

接続 N+をつうじて

1)なにかがせいりつするときやなにかをするときのばいかいしゅだんとなるひとことがらあらわす。

2)「をつうじて」と「をとおして」はおなじように使つかえるあいおおいが、「をつうじて」はなにかがせいりつするときのばいかいしゅだんとしてとらえ、「をとおして」はそれをあいだててなにかをする、というせっきょくてき使つかわれることがおおい。

参照をとおして〈しゅだんばいかい


1)Person who acts as intermediary, or something that serves as means to cause some event to happen.

2)Often patterns をつうじて and をとおして can be used same way, but をつうじて is understood as intermediary or means when something occurs; をとおして often has proactive meaning of acting as intermediary for doing something.


をとおして〈けいぞくかん

~のあいだずっと

throughout

❶ 1ねんとおしてかれけっせきこくをしないでがんばった。

やまさんはこのかいしゃにいた10ねんかんとおしていつもよくてきだった。

はは は3カげつにゅういんかんとおして1まんわなかった。

接続 N+をとおして

「~をとおして」のかたちで「~のあいだずっとおなじょうたいだ」といたいときに使つかう。「をつうじて」とおなだが、「をとおして」のあとにはせっきょくてきてきなことをあらわぶんることがおおい。

参照をつうじて〈けいぞくかん


Continuous state throughout a time period. Same meaning as をつうじて, but often clause following をとおして describes some-thing proactive or intentional.


をとおして〈しゅだんばいかい

~をしゅだんとして/~をばいかいとして

through

しゃちょううときは、しょとおしてアポイントメントをってください。

なかさんをとおしてのしゅうしょくはなしざんねんながらうまくいかなかった。

ぎょうかんするおわせは、しょとおしておこなってください。

接続 N+をとおして

1)「あるひとことがらばいかいとして、なにかをおこなう」といたいときに使つかう。

2)「をつうじて」と「をとおして」はおなじように使つかえるあいおおいが、「をつうじて」はなにかがせいりつするときのばいかいしゅだんとしてとらえ、「をとおして」はそれをあいだててなにかをする、というせっきょくてき使つかわれることがおおい。

参照をつうじて〈しゅだんばいかい


1)Person or thing is used as intermediary to cause something to happen.

2)Often can be used same way as をつうじて, but をつうじて means something is taken to be inter-mediary or means for some develop-ment; をとおして often has proactive mean-ing of acting as intermediary for doing something.



を~として

~は~であるとかんがえて

deem; consider

そつぎょうひとつのりとして、これからはりつしなければならない。

❷ このたいかいさんできるのはしゃかいほうもくてきとするだんたいだけです。

❸ ビルのけんせつあんぜんだいじょうけんとし、しんちょうこうすすめてください。

としぶんさいは「きゅうらい」をテーマにして、じゅんすすめられています。

接続 N+を+Nとして

1)「N1をN2として」というかたちで、「N1はN2であるとかんがえてこうどうする」ということをいたいときのひょうげん。 ❹ のように「N1をN2にして」というかたちもある。

2)あとめいあいは、 ❷ のように「を~とするN」というかたちになる。


1)Think and behave as if N1 is N2. Also found in form N1 を N2 にして, as in sentence ❹ .

2)When followed by noun, becomes を~とする N, as in sentence ❷ .


を~とする

を~として


をとわず

~にかんけいなく

irrespective of

❶ このあたりはわかものにんがあるまちで、ちゅうわずいつもにぎわっている。

❷ 「オール・ウエザー・コート」というのは、てんこうわず使つかえるうんどうじょうのことだ。

きんねんぶんざいもんだいは、くにないがいわずおおきなかんしんんでいる。

❹ このかいにはねんれいせいべつわず、いろいろなひとあつめたいのです。

接続 N+をわず

1)「まえことがらがどうであっても、またどちらであっても、あとのことがせいりつする」という

2)「ちゅうらない」などたいりつかんけいにあることつづくことがおおい。

3)「にかかわらず・にかかわりなく」とようほうだいたいおなじ。

参照にかかわらずにかかわりなく


1)Regardless of how something was or what came before, what follows will occur.

2)Often appends to antonyms such as night and day, or rain or not rain.

3)Pat-terns にかかわらずand にかかわりなくhave nearly same meaning and usage.


を~にして

を~として


をぬきにして

~をれないで

omit

こうつうかんもんだいじょうきゃくあんぜんきにしてろんじることはできない。

今日きょうかたはなしきにして、らくたのしくみましょう。

せいもんだいきにして、とにかくあつまろうということだった。

じょうだんきにして、もっとまじめにかんがえてください。

接続 N+をきにして

つうふくまれるもの、とうぜんあるものをくわえずに」といたいときのひょうげん。 ❸ ❹ のように「はぬきにして」というかたちもある。


Something that should be included as a matter of course was omitted. Also takes form はぬきにして, as in sentences ❸ and ❹ .


をぬきにしては

~をかんがえにれずには

without

りょうじょうやまさんをきにしては、パーティーはひらけません。

❷ アインシュタインのいっしょうかれおんがくとのかんけいきにしてはかたることができない。

❸ このくにしょうらいは、かんこうぎょうはってんきにしてはありない。

接続 N+をきにしては

1)「そのことをかんがえにれないと、あとことがらじつげんむずかしい」とうときに使つかう。

2)「~をきにしては…」のかたちで、「~」にはしゃたかひょうすることがらる。そして、「…」には「~することができない・むずかしい」というていてきぶんる。


1)Something subsequent to pattern is difficult to achieve without considering what precedes it.

2)What precedes pattern indicates something speaker evaluates highly or prizes. Negations such as することができない (can't do), or むずかしい (difficult) follow.


をはじめ

~をだい一に

including

❶ ごりょうしんをはじめ、ぞくみなさんによろしくおつたえください。

としさんをはじめ、かくゆうめいやまのぼろう。

❸ わたしはほんてからしょうにんをはじめおおくのかたのおになってらしています。

接続 N+をはじめF

だいひょうとなるものを「~をはじめ」でげておいて、「おなじグループのほかのものもみんな」といたいときに使つかう。そのだいひょうがいにそれをふくはんぜんたいおよぶことをきょう調ちょうするから、あとぶんには、「みんな・いろいろ・たくさん・だれも」など、すうあらわることがおおい。「をはじめとして」とようほうがほとんどおなじ。

参照をはじめとして


Takes up some representative item; indicates everything in same group is included. Emphasizes breadth of range outside of representative element so clause following often takes みんな, いろいろ, たくさん, or だれも. Meaning and usage are nearly same as for をはじめとして.


をはじめとして

~をだい一に

beginning with

とうきょうかすみせきには、さいばんしょをはじめとしてくにのいろいろなかんあつまっている。

ほんじつかいにはなかかいちょうをはじめとして、すうかたがたしゅっせきしてくださいました。

❸ アジアでおこなわれたはじめてのかいじょせいかいには、アメリカをはじめとするかいかっこくじょせいだいひょうさんした。

接続 N+をはじめとしてW

1)だいひょうとなるものを「~をはじめとして」でげておいて、「おなじグループのほかのものもみんな」といたいときに使つかう。そのだいひょうがいにそれをふくはんぜんたいおよぶことをきょう調ちょうするから、あとぶんには、「みんな・いろいろ・たくさん・だれも」など、すうあらわることがおおい。

2)「をはじめ」とようほうがほとんどおなじだが、「をはじめとして」はこうぞくぶんあいへのはたらきかけ(れい:てください)、しゃこうれい:よう)などをあらわぶんにくい。

3)あとめいるときは、 ❸ のように「をはじめとするN」というかたちになる。

参照をはじめ


1)Takes up some representative item; indicates everything in same group is included. Emphasizes the breadth of the range outside of the representative element so the clause following often takes words such as みんな, いろいろ, たくさん, or だれも.

2)Meaning and usage is nearly same as for をはじめ, but clause following をはじめとして usually does not take expressions of speaker's appeal to other party(てください)or volition(よう).

3)When followed by a noun, becomes をはじめとする N, as in sentence ❸ .



をはじめとする

をはじめとして



をふまえて

~をだいぜんていにして

based on

あつめたデータをまえてレポートをさくせいする。

こんかいぎょうしっぱいというじつまえて、わがしゃつぎぎょうけいかくてなければならない。

しゃちょうがあいさつのなかべたけつまえて、しゃいん一人ひとりひとりがこうどうもくてきとう。

接続 N+をまえてFW

1)「あることがらだいぜんていにしたうえで、かんがえやこうどうすすめる」という

2)かたことである。


1)Proceed with some thought or action based on premise of some matter.

2)Formal written expression.


をめぐって

~をろんあらそいのちゅうしんてんとして

centering around; concerning

❶ このそくかいせいをめぐって、まだとうろんつづいている。

ようをめぐって、ふたつのたいりつしたけんられる。

まちさいかいはつをめぐり、じゅうみんあらそっている。

❹ マンションけんせつをめぐるあらそいがようやくかいけつかった。

接続 N+をめぐって

1)そのことについて、どんなろんたいりつかんけいこっているかをうときに使つかう。あとには、けんたいりつ・いろいろなろんあらそいなどのどうることがおおい。ややかたひょうげん

2)あとめいるときは、 ❹ のように「をめぐるN」というかたちになる。


1)Debates and conflicts occurring around certain issue. Often verbs with meanings of conflict in opinion, various debates, or struggles follow. Somewhat formal.

2)When followed by a noun, becomes をめぐるN, as in sentence ❹ .


をめぐる

をめぐって


をもって〈しゅだん

~で

by; with

せいじつなかさんはじょうりょくをもってもんだいかいけつたりました。

けんけっは、いっしゅうかんしょめんをもっておらせします。

こんかいのアルバイトでわたしははたらくことのきびしさををもってけいけんした。

かれじつりょくをもってすれば、きんメダルはちがいないだろう。

かれのうりょくをもってしても、しゃちょうになるのはだろう。

接続 N+をもってW

1)「それをもちいてあることをする」という

2) ❸ の「をもって」はかんようとして使つかわれる。

3) ❹ ❺ のように、「をもってすれば・をもってしても」のかたちもよく使つかわれる。

4)ぢかたいてきどうしゅだんにはあまり使つかわれない。

◆ × このかみを10まいずつクリップをもってめておいてください。
→○このかみを10まいずつクリップでめておいてください。


1)Use some means to do something.

2)The 身をもって in sentence ❸ is idiomatic.

3)Also often used in をもってすれば or をもってしても, as in sentences ❹ and ❺ .

4)Not often used about concrete means or methods close at hand.



をもって〈げん

~で

as of

ほんじつをもってとしけんしゅうかいしゅうりょういたします。

❷ (おらせ)こんかいをもってだいごみのりょうかいしゅうわりにさせていただきます。

❸ これをもちましてだい10じっかいそつぎょうしきしゅうりょういたします。

接続 N+をもってF

げんあらわことほんじつこんかい・12など)につき、それまでつづいていたことのわりをせんげんするときに使つかう。 こうしきぶんしょやあいさつなどにられるかたかた


Appends to words expressing time limits, such as 本日, 今回, 12時, etc.to declare that what has continued until now is over. Formal expression seen in official statements and salutations.


をもとに(して)

~をざいにして/~からヒントを

derived from

❶ ひらがなとかたかなはかんをもとにしてまれたものである。

ほくおうふるうたをもとに、あたらしいおんがくつくりかえたのがこのきょくです。

❸ ポップスのなかにはゆうめいなクラシックのきょくいちをもとにしたものがある。

さいきんせんそうたいけんしゃはなしてくれたことをもとにしたテレビドラマがおおい。

接続 N+をもとに(して)

1)あるものがされるざいあらわす。あとには、「く・はなす・つくる・そうさくする」などのぶんる。

2)「にもとづいて」とているが、「をもとにして」は、それからたいてきざいるだけであり、せいしんてきはなれずにというちはうすい。

3)あとめいあいは ❸ ❹ のように「をもとにしたN」というかたちになる。


1)Describes material that creates something. Clauses with meanings of 書く, 話す,作る, 創作する, etc. follow.

2)Similar in meaning to にもとづいて, but をもとにして has less feeling of emotional inability to gain distance, and focuses instead of obtaining concrete materiel.

3)When followed by a noun, becomes をもとにした N, as in sentences ❸ and ❹ .


をもとにした

をもとに(して)


をものともせず(に)

~にけないで

undaunted by

やませんしゅはひざのけがをものともせずけっしょうせんました。

かれからだしょうがいをものともせずゆうかんじんせいかった。

むらひとびとやまそうなんしたひとたすけるため、ふうをものともせずにしゅっぱつした。

接続 N+をものともせず(に)

1)「こんなんけないで、なにかにゆうかんかう」というあらわす。

2)しゃしんこうには使つかわない。


1)Refuse to give in to difficulty; stand bravely against odds.

2)Not used for speaker.


をよぎなくさせる

しかたなく~させる

compel

ろうやくしゃぼうだったが、ていじょうかれぎょうぐことをなくさせた。

じんけんこうとうあたらしいてんかいせつちゅうなくさせた。

接続 N+をなくさせるW

1)ぜんかんきょうなどほんにんちからではおよばないつよちからで「~させる」というひょうげんこうあらわめいにつく。

2)「なくされる」とはたちはんたいになる。

参照をよぎなくされる


1)Nature, environment, or other powers beyond those of party in question compel him to do something. Appends to nouns of action.

2)Opposite emphasis: よぎなくされる (be compelled to).


をよぎなくされる

しかたなく~しなければならない

be compelled to

❶ せっかくはいっただいがくであったが、ろうびょうのため退たいがくなくされた。

なみいえうしなったひとびとこうえんでのテントらしをなくされた。

❸ このくにではこうふくささえるため、こくみんたかぜいきんたんなくされている。

接続 N+をなくされるW

1)ぜんほんにんちからではおよばないつよちからで「しかたなくそうしなければならない」というひょうげんこうあらわめいにつく。

2)「なくさせる」とはたちはんたいになる。

参照よぎなくさせる


1)Compelled by nature, environment, or other powers beyond those of party in question to do something. Appends to nouns of action.

2)Opposite emphasis: よぎなくさせる.


をよそに

~をぶんとはかんけいないものとして

indifferent to

ぞくたいをよそに、かれけっきょくだいがくにははいらずにアルバイトせいかつつづけている。

ろうじんていしょとくしゃそうあんをよそに、ふたたびぞうぜいけいかくされている。

いそがしそうにはたらひとびとをよそにかれ一人ひとりマイペースでぶんけんきゅうんでいた。

❹ うちのちちは、ちゅうこうねんのパソコンブームをよそに、いまでも、きのがみていねいく。

接続 N+をよそに

ほんとうぶんかんけいのあることととらえなければいけないのに、ぶんとはかんけいないものとして」という使つかう。


Even though party in question should be interested in something, is indifferent to it.


ワ行 ←

→ ン行