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どんなときどう使う 日本語表現文型辞典

ハ行


ノ行 ←

→ ヒ行


ば〈じょうけん

if

❶ よくめば、わかります。

❷ このほんはむずかしいことがいてあるから、よくまなければ、わからないよ。

明日あすてんがよければテニスをしますが、よくなければうちでDVDでもます。

❹ このDVD、とてもよかったよ。もしたければ、してあげるよ。

❺ あさって、やすみでしょう。もしひまなら、えいきませんか。

しずかでなければ、わたしはべんきょうできません。

❼もしそのひとがいいひとならば、いっしょにごとをしたい。

接続 Vば/イAければ/ナNなら(ば)/Nなら(ば)
かんまつかつようひょうさんしょう

1)「ば・なら(ば)」はていじょうけんあらわす。どうとイけいようには「ば」を使つかい、ナけいようめいこうていけいには「なら」を使つかう。「なら」は❼のように「ならば」のかたち使つかうこともある。

2)「ば」のどうじょうたいせいどう(ある・いる・できる)がいあいは、あとぶんにははなひとらいなどをあらわぶん使つかわない。

◆ × もしねつれば、このくすりんでください。
→○もしねつたら、このくすりんでください。

3)しかし「~」がじょうたいせいことどうの「あれば・いれば」、どうていけいべなければ」、けいようやすければ」など)のあいにはこのせいげんはなくなる。


1)Pattern ば・なら(ば) is a conditional. Verbs and イ-adjectives take ~ばナ-adjec-tives and affirmatives of nouns take なら. As in sentence ❼, なら can be used interchangeably with ならば.

2)When ~ば verb is not verb of state (ある, いる, できる), second clause does not include speaker's volition or requests.



ば~(のに)〈はんじつそう

would have

❶ A:ごめんなさい。きのうは、かいしょちがえて、おそくなったんです。

B:それでおくれたんですか。やまざきさんといっしょにればよかったのに。

あいのとき、やまくんがもっとげんならてたのに。

みせできれいなセーターをた。もっとやすければったんだけれど……。

接続 Vば/イAければ/ナAなら(ば)/ Nなら(ば)+~(のに)

1)「~ば、…のに/けれど」のかたちで、「~ば」でじつとはちがうことをそうして、「…」でじつげんしなかったことなどについて、ざんねんちやよかったというちなどをべる。

2)ナけいようめいでは「なら(ば)」となる。

3)ぶんまつは「よかった・のに・けれど」などのひょうげんおおい。

参照たら~(のに)と~(のに)〈はんじつそう


1)Speaker imagines some event contrary to fact before ば~のに/けれど, then expresses after pattern feelings of regret or gladness that event was not realized.

2)With ナ-adjectives and nouns becomes なら(ば).

3)Often sentence endings take よかった (good), のに (would have been), or けれど (but).


ばいい〈すすめ〉

would be good if, should

❶ そんなにしいのなら、ぶんえばいいじゃないか。

❷ おまけにもらったものなどっておくひつようはない。どんどんてればいい。

わかいときはなんでもぶんのやりたいことをやってみればいい。

接続 Vば+いい

1)ほかのひとたいしてすすめたりていあんしたりじょげんしたりするあい使つかう。

2)おなひょうげんに「たらいい・といい」がある。「ばいい」にはややはなしたかんじがある。「たらいい・といい」のほうやわらかいかんじがする。

参照たらいい〈すすめ〉といい〈すすめ〉


1)Recommends, suggests, or advises someone to do something.

2)Patterns with same meaning are: たらいい and といい. Pattern ばいい has slight feeling of rejection. Patterns たらいい and といい are softer.


ばいい〈ぼう

hope that; would if be good if

❶ A:あしたはスポーツたいかいですね。あめらなければいいですね。
B:ええ、れればいいですね。

❷ ことしのなつろんぶんかなければならないから、あつくなければいいとねがっています。

かいじゅうどもたちがからだこころけんこうならいいとおもうのです。

❹ わたし、Sかいしゃしゅうしょくできればいいなあ。

接続 Vば/イAければ/ナAなら/Nなら+いい

1)そうなってほしいというぼうがんぼうがあるあい使つかう。

2)どう・イけいようあいは「ばいい」を使つかうが、ナけいようめいあいには「ならいい」を使つかう。

3)ぶんまつえいたんちをあらわす「~なあ」をつけることがおおい。

4)じつげんむずかしいとかんじているあいにはぶんまつに「けど・のに・が」などをつけることがおおい。

5)「~ばいい」の「~」にははなひとふくこと使つかわない。

◆ × わたし、Sかいしゃしゅうしょくすればいいなあ。

6)「たらいい・といい」とたがいにえがのうである。

参照たらいい〈ぼうといい〈ぼう


1)Desire or hope something will occur.

2)Verbs and イ-adjectives take ばいい, but ナ-adjectives and nouns take ならいい.

3)Often sentence endings take exclamatoryなあ.

4)Often sentence endings take けど, のに, or が (but) when seems difficult to realize.

5)Words expressing speaker's volition are not included before pattern.

◆ × わたし、Sかいしゃしゅうしょくすればいいなあ。

6)Can be interchangeable with たらいい and といい.



ばいいですか

how / why / when / who / where should

❶ A:このほんはいつまでにかえせばいいですか。

B:らいしゅうすいようまでにかえしてください。

❷ A:とうきょうタワーへきたいんですが、どこでりればいいですか。

B:Kえきりたらいいですよ。

❸ A:このかいとうろくしたいんですが、どうすればいいですか。

B:ここにひつようなことをいてください。

❹ A:べんとうやくしたいんだけど、だれにえばいい?

B:やまさんにけば? かれかかりだよ。

接続 もん+Vば+いいですか

1)あいもとめるかた

2)「もん+Vたら+いいですか」とようほうはだいたいおなじ。

参照たらいいですか


1)Seeks instructions from other party.

2)Nearly same meaning and usage as interrogative + Vたら + いいですか.


はいざしらず

~はとくべつだかられいがいだが

might be true for…, but not for…

つまじゅつかんんでいるんじゃないかしら。

おっとにちはいざしらず、ウイークデーだからだいじょうだよ。

そくらなかったのならいざしらず、っていてこんなことをするなんてゆるせない。

かみさまならいざしらず、つうにんげんには明日あすなにこるかさえわからない。まして1ねんさきのことなんて……。

接続 Nは・Nなら/〔普通形〕(+の)なら+いざしらず

「~はいざしらず・~ならいざしらず」のかたち使つかう。「~」にはきょくたんれいとくべつあいて、しゅとして「そのあいべつだが」とじょがいしてしまうときのかた


In forms ~はいざしらず or ~ならいざしらず. Extreme examples or special cases are given before pattern. Mainly indicates exclusion of some case for being extraordinary.


はおろか

~はつうとしても

not to mention

❶ わたしのうちにはビデオはおろかテレビもない。

こんてんさいのために、いえなかものはおろかいえまでうしなってしまった。

❸ このきゅうじょうには、でん、ガスはおろか、すいどうさえないせいかつをしているひとびとがまだまだたくさんいる。

むらさんはかいけいごとをしているが、かいけいがくについてはおろか、ほうりついっぱんしきもないらしい。

接続 N(+じょ)+はおろか

1)「~はとうぜんとして、ていがもっとうえことがらも」という

2)「も・さえ・まで」などのきょう調ちょうことといっしょに使つかって、しゃおどろきやまんちをあらわす。

3)あいへのはたらきかけ(めいれいきんらいかんゆうなど)のぶんには使つかわない。


1)Naturally one thing occurs, but actually level is far more drastic.

2)Used with words of emphasis such asも, さえ, or まで; expresses speaker's surprise or dis-satisfaction.

3)Not used in sentences that make appeals (commands, injunctions, requests, solicitations), etc.toward listener.


は~が~

as for…has…

❶ あのひとがとてもきれいです。

❷ このりょうあじがちょっとうすいです。

❸ リンさんのいえにわひろくて、いいなあ。

❹ メキさんはあしはやいです。かれはサッカーのせんしゅです。

接続 NはNが

「N1はN2が…」というかたちで、あるもの(N1)をだいにし、そのぶんやそれにぞくするもの(N2)のじょうたいせいしつなどをあらわかた


Takes up a topic N1; describes condition or nature of N2 that is part of or belongs to N1.



は~が、~は

(does) this, but not that

❶ このほんはもうみましたが、あのほんはまだです。

❷ わたしたちのがっこうでは、はるえんそくきますが、あききません。

つくえうえにはほんがたくさんありますが、ほんだなにはあまりありません。

❹ わたしはしょかんへはてんしゃきますが、がっこうへはあるいてきます。

❺ タンさんにはプレゼントをあげたけど、カンさんにはあげなかった。

接続 N(+じょ)は+〔丁寧形〕・〔普通形〕+が、N(+じょ)は~

1)ふたつのことをたいしてうときに使つかう。 ❶ のように「ほんを」に「は」がつくあいは「を」はえる。(ほんをはみました)そのほかのじょは ❸ ~ ❺ のようにそのままのこる。

2)くだけたはなことでは「が」が「けど」になる。


1)Contrasts two things. As in sentence ❶ , particle を disappears when は is used. Other particles, such in sentences ❸ to ❺ , remain.

2)In informal speech, が becomes けど.


ばかりか

~だけでなく

not just

❶ いくらくすりんでも、なおらないばかりか、もっとわるくなってきました。

❷ このごろかれこくおおいばかりか、じゅぎょうちゅうにいねむりすることさえあります。

かれごとざいさんばかりか、ぞくまでてていえてしまった。

❹ あのひとごとねっしんであるばかりか、いきかつどうせっきょくてきにしている。

接続 N/〔普通形〕(ナAな・ナAである/Nである)+ばかりか

1)「~だけでなく、そのうえにもっとていおもことがらくわわる」という

2)あとぶんには「も・まで・さえ」などがよく使つかわれる。

3)「ばかりか」では、「ばかりでなく」とちがい、あとぼう、まためいれいさそいなどはたらきかけのぶんることはほとんどない。

◆ × ゆうめいかんこうばかりか、しずかないなかのせいかつたい。
→○ゆうめいかんこうばかりでなく、しずかないなかのせいかつたい。/
  × ぶんのことばかりか、にんのこともかんがえなさい。
→○ぶんのことばかりでなく、にんのこともかんがえなさい。

参照ばかりでなく


1)Not just does one thing happen, but something even more drastic does as well.

2)Clause following often takes も (also), まで (until), or さえ (even).

3)Unlike ばかりでなく, clauses that make appeals, such as volition, hope, commands, or solicitations, rarely follow.


ばかりだ

ますます~していく

just continues to

❶ このままではジムのほんせいせきがるばかりだ。なんとかしなくてはならない。

さいきんなかいんちょうこうどうはよいとはえない。かれへのしんかんすばかりだ。

せんきょのときのたいりつげんいんで、とうないふたつのグループのかんけいわるくなるばかりだ。

接続 Vる+ばかりだ

1)ものごとのへんわるほうこうにだけすすんでいることをあらわす。

2)へんあらわどうせつぞくする。


1)Some change continues in bad direction.

2)Connects with verbs expressing change.


ばかりだ

たばかりだ


ばかりでなく

~だけでなく

not only, but

❶ わたしたちはほんばかりでなく、えいすうがくじゅぎょうけています。

今日きょうあたまいたいばかりでなく、もするし、少々しょうねつもあるんです。

❸ テレビのぎはどものいためるばかりでなく、ぶんかんがえるちからうしなわせるとわれている。

❹ あのひとゆうめいがくしゃであるばかりでなく、かんきょうもんだいかつどうでもある。

ひとごとじょうのミスばかりでなく、せいかつについてまでなんするのはやめなさい。

接続 N/〔普通形〕(ナAな・ナAである/Nである)+ばかりでなく

1)「~だけでなく、はんはもっとおおきくほかにもおよぶ」といたいときに使つかう。

2)あとぶんには「も・まで・さえ」などがよく使つかわれる。

参照ばかりか


1)Situation isn't limited to one aspect, but impacts far wider range.

2)Second clause often takes も,まで, さえ, etc.


ばかりに

~だけがげんいん

simply because

❶ うっかりなまみずんだばかりに、おなかをわるくしてしまった。

❷ パスポートをりにったが、はんこをわすれたばかりに、今日きょうはもらえなかった。

かれどものいのちたすけたいばかりに、くすりうおかねぬすんだのだそうだ。

❹ パソコンのソフトがうまく使つかえないばかりに、やりたいごとができなかった。

接続 〔普通形〕(ナAな・ナAである/Nである)+ばかりに

1)「~ばかりに、…」のかたちで、「~だけがげんいんで、…というそうがいわるけっとなった」といたいときに使つかう。「…」にはわるけっぶんる。

2)しゃこうかいちやざんねんちをあらわすことがおおい。

3) ❸ のような「たいばかりに」を使つかあいは、したくないことをあえてやったというぶんる。


1)Some single cause listed before pattern causes some unpredictably bad result. Clauses showing adverse results follow.

2)Often expresses speaker's feelings of regret or disappointment.

3)In sentence ❸ , たいばかりに, implies person didn't want to do particular action, but had little recourse.


ばこそ

~から

precisely because

きみしょうらいかんがえればこそ、ちゅうこくするのだ。

おんがくがあればこそ、こうしてきていくぼうもわいてくる。

❸ わたしがつとめをつづけられるのも、きんじょどものをしてくれるひとがいればこそだ。

れんしゅうたのしければこそ、もっとがんばろうというちにもなれるのだ。

どもがかわいければこそ、むかしひとどもをたびしたのだ。

おやがいればこそしょうがつきょうかえりますが、おやくなればもうかえることもないでしょう。

接続 Vば/イAければ/ナAであれば/Nであれば+こそ

1)「~ばこそ、…」のかたちで、「~だから、…。ほかのゆうではない」ときょう調ちょうしたかたはなひとせっきょくてき姿せいゆうつよかた

2)マイナスのひょうにはほとんど使つかわない。「~」はじょうたいひょうげんおおい。

3)ややふるかた


1)Emphasizes there is no other reason for something. Strongly expresses reason for speaker's proactive attitude.

2)Rarely used with negative evaluations. Expressions concerning conditions often precede pattern.

3)Slightly old-fashioned.


はさておき

~はいまかんがえのそといて

leave for the time being

しゅうしょくもんだいはさておき、いまかれにはけんこうもどすことがだいいちだ。

せきにんがだれにあるのかはさておき、いまこんたいさくかんがえるべきだ。

❸ (二人ふたりおとこひとごとはなしをしたあと

A:それはさておき、しゃいんりょこうのことはどうなっているんだろう。

B:ああ、それはむらさんがちゅうしんになってすすめているというはなしですよ。

接続 Nは+さておき

「~はさておき…」のかたちで、「いまは~をかんがえのそとにはずして、…をだいいちかんがえる」というあらわす。


Set something aside and not think about it for time being; think of something else first.


はじめ

をはじめ


はじめとして

をはじめとして



はじめとする

をはじめとして


はじめる

begin to

❶ もう7だから、そろそろはじめましょう。

❷ なべにぎゅうにくれていろわりはじめたら、さとうとしょうゆをれてください。

❸ このほうさくらはじめるのは、3がつわりごろです。

どもはさいきんまちしょかんようはじめました。

接続 Vます+はじめる

1)はじまりとわりがあるけいぞくするどうようぜんげんしょうしゅうかんなどがはじまるというあらわす。

2)つうしゅんかんどうにはつかないが、 ❸ のように、おおくのもののようやおおぜいのひとどうあいは、しゅんかんどうにもつく。

参照おわるつづける


1)Begin continuous action, operation, natural phenomenon, or practice that has beginning and end.

2)Usually does not append to verb of moment, but when used with verbs concerning a single action of many things or people, verbs of moment can be used, as in sentence ❸ .


はずがない

hardly possible that

なにかのちがいでしょう。かれどくしんのはずがありません。ときどきおくさんのはなしをしますよ。

❷ A:なかさん、おそいね。どうしたんだろう。
B:なかさんは今日きょうられるはずがないよ。こうしゅっちょうしているんだから。

❸ A:はやしさんひまかな。テニスにさそってみようか。
B:あのひといましゅうしょくかつどうちゅうだから、ひまなはずはないよ。

❹ A:え、かぎがない? そんなはずないよ。ぼくたしかにつくえうえいたよ。
B:あ、あった、あった、ごめんなさい。

接続 〔普通形〕(ナAな・ナAである/Nの・Nである)+はずがない

1)あるじつをもとに「そののうせいがない」とうときに使つかう。はなひとしゅかんてきはんだんあらわす。

2)はなことでは ❹ のように「はずない」とう。

3)「わけがない」にえられる。

参照わけがない


1)Some fact is impossible. Speaker's subjective judgment.

2)In spoken language, becomes はずない, as in sentence ❹ .

3)Interchangeable with わけがない.


はずだ〈ひつぜんてきけつ

(inevitable result) must surely

なかさんはもうかいしゃたはずですよ。5しんかんせんるとっていたから。

❷ スポーツたいかいしゃしんやまなかくんたのみましょう。しゃしんがっこうがくせいだからじょうなはずですよ。

❸ あのうちのおじょうさんも、10ねんまえに7さいだったのだから、もうこうこうせいのはずだ。

❹ リーさんは3いえたそうですから、ここには4まえくはずです。

接続 〔普通形〕(ナAな・ナAである/Nの・Nである)+はずだ

1)きゃっかんてきゆうがあって(たとえばけいさんなどをして)、すいりょうにかなりかくしんがあるときに使つかう。そのゆうからかんがえて、とうぜんのことだとすいりょうするときのかた。 ❹ のように、ていあらわすときにも使つかう。

2)はなひとてきこうそくには使つかわない。


1)Used when objective reason (for example, by calculation), and extreme confidence in surmise. Conjecture seems natural considering reasons. Also describes plans, as in sentence ❹ .

2)Not used with speaker's volitional actions or predictions.


はずだ〈とうぜん

~のはとうぜん

(natural) should be

❶ A:わあ、おいしいワインね。
B:おいしいはずですよ。たかいワインなんですから。

さむいはずです。ゆきってきました。

❸ A:タンさんはほんじょうだね。
B:ほんに10ねんんでいるんだから、じょうなはずだよ。

接続 〔普通形〕(ナAな・ナAである/Nの・Nである)+はずだ

じつじょうきょうから「それはとうぜんだ」といたいときに使つかう。


Considering some fact or situation, something is natural.



はずはない

はずがない


ばそれまでだ

そのようなことになればすべてわりだ

that's the end

いっしょうけんめいはたらいてもびょうになればそれまでだ。

たかくるまっても、こせばそれまでだ。

❸ いくらおかねをためても、んでしまえばそれまでだ。

接続 Vば+それまでだ

1)「そうなったら、すべてがわりになってしまう」といたいときのひょうげん

2)「~ても、Vばそれまでだ」のようにぜんぶんは「~ても」のかたちあらわれることがおおい。


1)If certain thing happens, it's all over.

2)Often first clause contains ~ても.



ば~だろうに

たら~だろう(に)



はというと

いっぽう~はどうかというと

on the other hand; when it comes to

ちちははものんびりごしています。わたしはというと、まいにちただ いそがしくはたらいています。

❷ ここ10ねんかんいくしょかずおおはばえたようだ。しかし、わたしのいきはというと、まったくえていない。

げんざいひとびとかたじょうゆうになった。しかし、ふうやくわりについてのかんがかたはというと、どうだろうか。

接続 N(+じょ)+はというと

あることをたいてきだいとしてりあげるかた。「はというと」のぜんにはたいりつてきぶんる。


Contrasts topics. Contrasting clauses precede and follow はというと.



はともかく(として)

~はいまもんだいにしないで

leaving aside the problem of

ようもんだいはともかく、りょこうもくてきめるほうさきです。

❷ コストのもんだいはともかくとして、じゅうようなのはこのしょうひんれるかれないかだ。

❸ このけいかくじっこうできるかどうかはともかくとして、まずじっこうするがあるかどうかをもう1よくかんがえてみよう。

接続 Nは+ともかく(として)

「~はともかく…」のかたちで、ふたつのことがらかくして、「~のもんだいかんがえなければならないが、いまはそれよりも…をゆうせんさせる」というちで使つかう。


Compares two matters; implies topic brought up also has to be considered, but that for now, some other topic should receive priority.


はとわず

をとわず


はべつとして

~をじょがいしてかんがえて

putting aside; except for

だいべつとして、かくまちではまちおこしのけいかくすすめている。

ひつようせまられてするどくしょべつとして、40だい、50だいになってからのどくしょほんとうこころにしみとおるものがある。

たいてきにどんなこうもくについてくかはべつにして、まずアンケートのぜんたいてきわくめることがひつようだ。

きょうりょくするかしないかはべつとして、とにかくはなしだけはきましょう。

接続 N+はべつとして

1)「~はべつとして…」のかたちで「~についてはあとかんがえるとして、いまは…のことをゆうせんてきにする」という使つかかたや「~というとくべつじょうきょうじょがいしてかんがえれば、…のことがえる」という使つかかたがある。「はべつにして」のかたちもある。

2) ❹ のようにたいりつかんけいことけることもある。


1)Topic at hand should be considered later; another should be given priority now.Also means "if exclude special circumstances, then something can be said." Also in: は別にして.

2)Also sometimes takes expressions of contrast, such as in sentence ❹ .


ば~ほど

~すれば…になり、もっと~すればもっと…になる

the more…the more; the less…the less

やまのぼればのぼるほど、おんひくくなる。

❷ おれいがみすのははやければはやいほどいい。

まいにち使つかどう使つかかたかんたんならかんたんなほどいい。

❹ このABCしゃごとをするには、がいこくじょうならじょうなほどいい。

❺ あのひとはなしけばくほどわからなくなる。

接続 Vば+Vる/イAければ+イAい/ナAなら+ナAな+ほど

1)「いっぽうていわれば、それとともにほうわる」といたいときのひょうげん。ナけいようあいは「~なら~なほど」となる。

2) ❺ のように、つうそうすることとはんたいけっとなるあいにも使つかう。


1)As degree of one thing changes, so does another. ナ-adjectives become ~なら~なほど.

2)Also used for results contrary to what is usually expected, as in sentence ❺ .


はもちろん

~はとうぜんとして

of course; naturally

ふくしゅうはもちろんしゅうもしなければなりません。

あさくさというまちにちようさいじつはもちろん、ウイークデーもにぎやかだ。

だいではもちろん、ほうちいさなのうそんでもじょうほうがすばやくキャッチできるようになってきた。

なかさんはべんきょうについてはもちろんのこと、せいかつもんだいまでなんでもそうだんできるせんぱいだ。

接続 N(+じょ)は+もちろん

1)「~はとうぜんとして、ていうえあとことがらくわわる」という

2)よりかたひょうげんとして、「はもとより」がある。

参照はもとより


1)One matter is taken for granted; in fact some other element of even greater degree is added.

2)Somewhat more formal expression: はもとより.


はもとより

~はとうぜんとして

of course

ほんはもとより、おおくのくにがこのたいかいせいたいしている。

すうがくは、ぜんがくしゃかいがくはもとよりどんなほうめんすすものにとってもじゅうようだ。

からだよわいぼくががっこうそつぎょうできたのもりょうしんはもとより、いろいろなかたがたえんじょがあったからです。

❹ うちのちちはパソコンはもとより、けいたいでんさえとうとしない。

接続 N(+じょ)は+もとよりFW

1)「~はとうぜんとして、ていおもい(かるい)ことがらくわわる」という

2)「はもとより」は、「はもちろん」よりことてきかた

参照はもちろん


1)One matter is taken for granted; in fact some other element of more or less import is also added.

2)More of written form than はもちろん.


は~より

more than; less than

今日きょうはきのうよりあたたかいです。

❷ このアパートはまえのアパートより便べんです。

みずくうよりおもい。

せんせい:かたかなのことは、かんことよりやさしいですか。

がくせい1:そうですねえ。かたかなのことかんことよりむずかしいです。

がくせい2:わたしは、かたかなのことかんことおなじぐらいむずかしいとおもいます。

ちちぞくなかでだれよりもはやきます。

にんげんいのちなによりたいせつです。

接続 NはN より

1)「N1はN2より…」のかたちはなひとがあるものをだいとしてげ(「N1は」)、そのじょうたいを、ほかのものをじゅんにして(「N2より」)、かくしてうときのかた

2)かくあらわすこのかたは、ていかたちではわないのがつうである。

◆ × バスはでんしゃよりはやくないです。/
× わたしはあによりはやきません。

3) ❺ ❻ のように、「もん+より」のかたちで、さいじょうきゅうあらわす。


1)Speaker takes up topic (N1)and compares it to separate standard.

2)Normally, comparatives are not used in negative.

◆ × バスはでんしゃよりはやくないです。/
× わたしはあによりはやきません。

3)Superlatives are expressed by interrogatives + より, as in sentences ❺ and ❻ .



はんした

にはんして


はんして

にはんして


はんする

にはんして


はんめん

めんでは~とかんがえられるが、べつめんからると

at the same time, on the other hand

かのじょはいつもはあかるいはんめんさびしがりやでもあります。

こうがいむのは、つうきんには便べんはんめんぜんちかせいかつするというよさもある。

がくはったつにんげんせいかつ便べんゆたかにするはんめんかんきょうよごし、ぼくにんげんらしさをうしなわせることになるのではないか。

接続 〔普通形〕(ナAな・ナAである/Nである)+はんめんはんめん

1)あることがらについてふたつのはんたいけいこうせいしつうときのかた

2)かんは、よりたいりつてきなことをあいは「はんめん」のほう使つかうことがおおい。


1)Phenomenon with two opposite directions or natures.

2)When used to express conflicting phenomena, 反面 rather than 半面 is often used.


ノ行 ←

→ ヒ行