night
day

ホーム文法 → どんなときどう使う

どんなときどう使う 日本語表現文型辞典

カ行


オ行 ←

→ キ行


が〈ぎゃくせつ

but

❶ 10がつになりましたが、まいにちあつつづいています。

❷ このあたらしくてきれいですが、せまいです。

かたしょ調しらべたが、わからなかった。

接続 〔丁寧形〕・〔普通形〕+が

ぎゃくたいりつするぶんをつなぐ。


Links phrases of opposite meaning or contrasts.


が〈まえき・やわらげ〉

excuse me; I'm sorry, but

せんせい、このことがわからないんですが、おしえてくださいませんか。

❷ (でんで)もしもし、なかですが、すずさん、いらっしゃいますか。

❸ ちょっとおきしたいんですが……。えきへはどうくんでしょうか。

❹ A:一人ひとりでおさけむのはつまらないですよね。
B:さあ、わたしはそうはおもいませんが……。

接続 〔丁寧形〕・〔普通形〕+が

1)ふたつのぶんをつなぐだけの「が」の使つかかたである。 ❶ ~ ❸ のように「はなしまえき」としてよく使つかわれる。

2) ❹ の使つかかたかたやわらげていんのこかたである。


1)Here が simply connects two clauses. Often used to preface discourse, as in sentences ❶ , ❷ , and ❸ .

2)In sentence ❹ , gives subdued, softened impression.


がい

かいがあって


かいがあって

こうがあって

effort of…paid off

まいにちみずをやったかいがあって、10がつになってにわはながきれいにいた。

❷ しっかりじゅんをし、こころめてせつめいしたかいがあって、わたしたちのあんげられた。

きびしいトレーニングのかいがあって、チームたんじょうらいはじめてのにゅうしょうたした。

❹ きらいなちゅうしゃをされたが、そのかいもなく、しばらくねつがらなかった。

かんとおかね使つかってとおくまでたかいもなく、めいぶつさくらはほとんどってしまっていた。

❻ このおしえたことはすぐおぼえるので、おしえがいがある。

としってもきがいのあるじんせいもとめるこのちょしゃ姿せいこころたれた。

接続 Vる・Vた/するどうのNの+かいがあって  Vます+がい

1)「あるもくてきをもっておこなったてきこうのよいこうせいがあって」という

2) ❹ ❺ のように、のぞましいせいがなかったあいは、「かいもなく」というかたち使つかう。

3) ❻ ❼では、「がい」のまえどうこうをするなかられるのぞましいせいい、ぜんたいめいとして使つかう。この使つかかたではつねに「がい」とむ。


1)Positive result arising from willful action with certain objective.

2)If undesirable result occurs, as in sentences ❹ and ❺ , takes negative form, かいもなく.

3)In sentences ❻ and ❼ がい is part of a noun phrase since entire clause refers to positive outcome of volitional verb. In this usage, always read がい.


がいちばん

best

❶ A:リーさんはくだもののなかで、なにがいちばんきですか。

B:オレンジがいちばんきです。

❷ このなかでだれがいちばんはやかいしゃますか。

❸ ケーキがいろいろありますが、このなかでどれがいちばんおいしいでしょうか。

でんとファクスとメールと、どれをいちばんよく使つかいますか。

❺ A:1ねんじゅうでいちばんいそがしいのはいつですか。

B:そうですねえ。12がつわりごろです。

かいでいちばんゆうめいひとはだれでしょうか。

接続 Nが+いちばん

1)あるはんなかさいこうのものをうときのひょうげん。 ❸ ❹ のようにかくするものがみっよっつのたいてきなもののあいは、「どれ、どの」を使つかってしつもんする。

2)いろいろあるなかでいちばんのものをうときは、 ❶ のように「~のなかで」を使つかう。ひとひとけられないぜんたいなかでいちばんのものをうときは、 ❻ のように「~で」のかたちになる。


1)Something is considered best within certain context. When three or four concrete items are compared, as in sentences ❸ and ❹ , interrogative どれ, どの is used in question.

2)When expressing something best among variety of items, ~の中で is used, as in sentence ❶ . When expressing something best among indivisible items, でis used, as in sentence ❻ .


かいもなく

かいがあって


かかわらず

にかかわらず


かかわりなく

にかかわりなく


かかわる

にかかわる


かぎって

にかぎって


かぎらず

にかぎらず


かぎり(は)〈じょうけんはん

~のじょうたいつづあいだ

(range of conditions) so long as

からだじょうなかぎり、おもいきりしゃかいかつどうをしたいものだ。

ほんがこのけんぽうまもっているかぎりは、へいされるとかんがえていいだろうか。

がわがこのがっこうこうちょうでいるかぎり、こうそくえられないだろう。

A:そろそろかいはじめませんか。

B:あのいまべつかいをやっているから、それがわらないかぎり使つかえないんですよ。

接続 〔普通形〕(現在形だけ)(ナAな・ナAである/Nである)+かぎり(は)

「~かぎり…」のかたちで、「~」のじょうたいつづいているあいだは「…」のじょうたいつづく、といたいときに使つかう。「かぎり」のぜんにはかんてきはばのあるひょうげんる。


Expressions of temporal breadth are used before and after かぎり when indicating that the state continuing before かぎり also continues after it.


かぎり〈げんかい

~のげんかいぎりぎりまで

as much as possible

なにかわたしがおつだいできることがあったらってください。できるかぎりのことはいたしますから。

むかしこのあたりはわたすかぎりんぼだった。

❸ さあ、いよいよあしたはにゅうがくけんだ。ちからのかぎりがんばってみよう。

❹ わたしたちのチームがけそうになったので、みんなあらんかぎりのこえしておうえんした。

接続 Vる/Nの+かぎり

げんかいまで~する」といたいときのひょうげんかんようひょうげんとして ❹ のようなれいもある。


Do something to the limit. Sometimes used as idiom, as in sentence ❹ .


かぎり

ないかぎり


かぎり

にかぎり


かぎりだ

さいこうに~だとかんじる

absolutely; extremely

明日あすかれが3ねんぶりにアフリカからかえってくる。うれしいかぎりだ。

❷ このごろのわかひとははっきりとしゅちょうする。うらやましいかぎりである。

だいごとなのにかれつだってくれないなんて、こころぼそいかぎりだ。

接続 イAい/ナAな+かぎりだ

1)「げんざいぶんじょうにそうかんじている」というこころじょうたいあらわす。

2)しゃちをあらわことであるから、3にんしょうぶんにはほとんど使つかわない。


1)Speaker now feels something very strongly.

2)Being an expression of speaker's feelings, is rarely used in the third person.


かぎりでは

~のはんのことにかぎれば

as far as can be deduced from…

❶ このじょうきょうのグラフをるかぎりでは、わがしゃせいひんきはじゅん調ちょうだ。

❷ ちょっとはなしたかぎりでは、かれはいつもとまったくわらないようにおもえた。

こんかい調ちょうのかぎりでは、このもんだいかんするがいこくりょうはあまりないようだ。

接続 Vる・Vた/Nの+かぎりでは

あるはんだんをするためのじょうほうはんげんていする。じょうほうこうる・く・調しらべる、など)のことせつぞくする。


Delimits range of information needed to make certain judgment. Connects to words that indicate actions attaining information, such as 見る, 聞く, or 調べる.


かぎりに

をかぎりに


かぎる

にかぎる


かけだ

かける


かけては

にかけては


かける

ちゅうまで~して、~しわらない

partially; in the process of

なおりかけたが、またひどくなってしまった。

ははゆうしょくつくりかけて、ながでんをしている。

いちろう宿しゅくだいはまたやりかけだ。

❹ こんなところにべかけのりんごをいて、あのはどこへったのだろう。

接続 Vます+かける

1)あるどうごとはじまったが、まだちゅうだんかいであるというときのひょうげん

2)「かけの」のようにめいとしてあつかうこともある。


1)Some action or event has begun and is unfinished.

2)Sometimes handled as noun, as in かけの.


がさいご

たらさいご


がする

feel; hear; smell; taste

❶ どこかでねこのごえがします。

❷ いいにおいがしますね。きょうのごはんなんですか。

❸ となりのへんおとがします。どうしたのでしょう。

❹ このおこうちゃあじがしますね。

ほしていると、なんだかゆめのようなかんじがします。

接続 Nが+する

おとこえあじ・におい・かおり・かんじなどのかんかくあらわしたいときのかた


Senses of sound, voice, taste, smell, or feeling.


がたい

~するのはむずかしい

difficult to

❶ あのげんなひろしがびょうになるなんてしんじがたいことです。

よわものをいじめるとはゆるしがたいこうだ。

おさなどもとはなれてらすことはかれにはえがたかったのだろう。

接続 Vます+がたい

1)「そうすることはむずかしい、のうだ」という

2)「しんじる・ゆるす・かいする・そうぞうする・れる」などのどうとともによく使つかわれる。ややふるかたかんようてき使つかわれるれいおおい。

3)「のうりょくてきにできない」というでは使つかわない。

◆ × わたしにはコンピューターはむずかしくて、使つかいがたいです。/
× けががまだなおっていないので、ながかんあるきがたい。


1)Slightly old-fashioned expression meaning that doing something would be difficult or impossible.

2)Often used with verbs 信じる (believe), 許す (forgive), 理解する (understand), 想像する (imagine),and 受け入れる (accept). Often used as idiom.

3)Not used to mean something can't be done because of lack of ability.


かたがた

~もどうにするつもりで

by way of; while happening to…; also

さいきんごぶさたをしているので、そつぎょうのあいさつかたがたしょうにんのうちをたずねた。

❷ ごぶさたのおわびかたがた、きんきょうほうこくせんせいをおたずねした。

かれがけがをしたということをいたので、おいかたがた、かれのうちをたずねた。

接続 N・するどうのN+かたがた

1)「~かたがた、…」のかたちで、「ひとつのこうに、ふたつのもくてきたせておこなう」というひょうげんあらたまっためんやビジネスじょうにんげんかんけいめんでよく使つかわれる。

2)「…」には、「ほうもんする・じょうきょうする」などどうかんけいのあるどうがよく使つかわれる。

3)「おいわいかたがた・おれいかたがた・ごほうこくかたがた」などがかんようてきによく使つかわれる。


1)One action serves to achieve two goals. Often used on formal occasions or in interpersonal relations in business settings.

2)Verbs of motion, such as 訪問する, 上京する often follow.

3)Often used in idioms such as お祝いかたがた, お礼かたがた, ご報告かたがた, etc.


かたくない

にかたくない


が~だけに

とくべつの~だから

on account of

ははとし93さいになった。いまげんだが、としとしだけに、びょうをするとしんぱいだ。

❷ ほしいけいがあるのだが24まんえんだそうだ。だんだんだけにおうかどうしようかとまよっている。

かのじょにたいとっている。ことことだけに、だまっていていることはできない。

接続 NがN+だけに

「NがNだけに、…」のかたちで、おなめいかえして、Nがとくべつだから「…」でべることにじゅうぶんゆうがある、といたいときのひょうげん


By repeating the noun, expresses notion that because the noun is special, there is ample reason for whatever follows the だけに.


かたわら

いっぽうで、べつ

as a sideline; besides

いちかわやくしょはたらくかたわら、ボランティアとしてがいこくじんほんおしえている。

なかさんはぎんこうつとめるかたわら、さっきょくとしてもかつやくしている。

❸ あのひとだいがくいんでのけんきゅうのかたわら、しょうせついているそうです。

接続 Vる/Nの+かたわら

1)「~かたわら、…」のかたちで、「~をするいっぽうで、へいこうして…もしている」というひょうげん

2)「かたわら」は「ながら」にくらべ、ちょうかんつづいていることに使つかう。しょくぎょうたちなどをりょうりつさせているあいによく使つかわれる。

3)「~」がそのひとほんらいしていることである。


1)Continue to do one thing while doing another in tandem.

2)Compared to -ながら, used for action continued over a long interval. Often used when balancing work and separate role.

3) Phrase preceding -かたわら indicates person's main activity.


がち

よく~になる/~のじょうたいになることがおお

liable to; prone to

もりさんはしょうがっこうねんせいのときからだわるくして、がっこうもとかくやすみがちだった。

なかさんはがちだから、でんしてもいないことがおおい。

こんしゅうくもりがちのてんつづいたが、今日きょうひさしぶりによくれた。

かんきょうかいもんだいぶんせまってこないと、かんしんになりがちである。

接続 Vます/N+がち

1)「~がち」のかたちで「~のじょうたいになりやすいけいこうがある・~のわりあい、~のかいすうおおい」といたいときのかたおもによくないけいこう使つかう。

2)「とかく~がち」のかたちでよく使つかう。ほかに、わすれがち・なまけがち・えんりょがち・びょうがち・おくれがち、などのれいがある。


1)Tendency toward some state, high proportion, or frequency. Usually used for adverse tendencies.

2)Often used in pattern とかく~がち. Other examples include 忘れがち (forgetful),怠けがち (slothful), 病気がち (sickly), and 遅れがち (tend to be late).


がてら

~をねて

take the opportunity to; on the same occasion

つきいっかいのフリーマーケットをのぞきがてら、こうえんさんしてきた。

さんがてら、ちょっとゆう便びんきょくまでってきます。

ものがてらしん宿じゅくって、てんらんかいものぞいてよう。

えきまで30さんじっぷんほどかかるが、てんのいいうんどうがてらあるくことにしている。

接続 Vます/するどうのN+がてら

1)「~がてら、…」のかたちで、「ひとつのこうをするときにふたつのもくてきたせてする」という。また「ひとつのことをすると、けっとしてふたつのことができる」などのにも使つかう。

2)「…」には、「あるく・く」などどうかんけいのあるどうがよく使つかわれる。


1)Accomplishing two objectives via one action. Can also mean to produce two results by doing a single action.

2)Verbs of movement, such as 歩く or 行く, often follow.


(か)とおもうと

~すると、すぐに

no sooner than

そらでなにかピカッとひかったかとおもうと、ドーンとおおきなおとがしてめんれた。

❷ あのはやっとべんきょうはじめたとおもったら、もういねむりをしている。

❸ うちのどもはがっこうからかえってきたかとおもうと、いつもすぐあそびにってしまう。

接続 Vた+(か)とおもうと

1)「~(か)とおもうと…」のかたちで、「~」がこったすぐちょくに「…」がこる、といたいときに使つかう。

2)「(か)とおもうと」はげんじつのできごとをびょうしゃするのであるから、てきこうあらわぶんや「よう・つもり」などのぶんめいれいぶんていぶんなどがあとることはない。また、ぶんのことには使つかえない。

◆ × がっこうからかえってきたかとおもうと、すぐべんきょうしよう。

3) ❷ の「とおもったら」もようほうおなじ。

4)どうようようほうひょうげんにはつぎのものがある。

参照か~ないかのうちにがはやいかたとたん(に)なりやいなや


1)One event directly follows another.

2)Phrase ~(か)と思うと describes actual event. Clauses expressing volitional action or words of volition, such as よう or つもり, commands, or negatives cannot follow. Cannot be used for the speaker.

◆ × がっこうからかえってきたかとおもうと、すぐべんきょうしよう。

3)In sentence ❷ , と思ったら has the same meaning and usage.

4) Patterns with similar meanings or usage are:

参照か~ないかのうちにがはやいかたとたん(に)なりやいなや


かとおもうほど

まるで~かのように

so…that

ゆきけのみずゆびれるかとおもうほどつめたい。

やまうえほしいまにもってくるかとおもうほどちかくにかんじられる。

かみなりちたかとおもうほどおおきいおとがした。

❹ うれしくてうれしくて、ゆめかとおもうほどでした。

接続 〔普通形〕(ナA/N)+かとおもうほど

じっさいにそうなったのではないが、そのようなきょくたんじょうたいかとかんじられるほどていおおきい」とうときのひょうげん


Metaphor meaning that something looms large as an extreme situation though in actuality it is not.


(か)とおもったら

(か)とおもうと


か~ないかのうちに

~すると、どう

just barely…when

どもは「おやすみなさい」とったかわないかのうちに、もうねむってしまった。

かれはいつもしゅうりょうのベルがったからないかのうちに、きょうしつしていく。

❸ このごろ、うちのかいしゃではひとつのもんだいかいけつするかしないかのうちに、つぎつぎあたらしいもんだいこってくる。

接続 Vるか・Vたか+Vないか+のうちに

1)「~か~ないかのうちに…」のかたちで、「~」がこったすぐちょくに「…」がこる、といたいときに使つかう。

2)「か~ないかのうちに」はげんじつのできごとをびょうしゃするのであるから、てきこうあらわぶんや「よう・つもり」などのぶんめいれいぶんていぶんなどがあとることはない。

◆ × くうこうくかかないかのうちにかいしゃでんをかけるつもりです。

3)どうようようほうひょうげんにはつぎのものがある。

参照(か)とおもうとがはやいかたとたん(に)なりやいなや


1)One event happens shortly after another.

2)Phrase ~か~ないかのうちに describes actual event. Phrases expressing volitional action or words of volition, such as よう or つもり, commands, or negatives cannot follow.

◆ × くうこうくかかないかのうちにかいしゃでんをかけるつもりです。

3)Patterns with similar meanings or usage are:

参照(か)とおもうとがはやいかたとたん(に)なりやいなや


かねない

~かもしれない

could

❶ そんならんぼううんてんをしたらこしかねないよ。

しょくすいみんだけはきちんとらないと、からだこわすことになりかねません。

さいきんのマスコミのじょうほうどうは、かんけいひときずつけることにもなりかねない。

接続 Vます+かねない

しゃけっきをして、「~というわるけっになるのうせいがある」といたいときに使つかう。


Speaker apprehends result or course of events as having potential of being adverse.


かねる

~できない

cannot deal with

おやぼうかんがえると、けっこんのことをりょうしんしかねています。

❷ わたしのけいざいてきこまったじょうきょうかねたらしくやまさんがたすけてくれた。

かれりゅうがくせいかつさびしさにえかねて、1ねんもたたないうちにこくしてしまった。

きゃく:ホンコンきのこうなんますか。

かかり:ここではわかりかねますので、あちらのカウンターでおきください。

❺ ただいまのごせつめいでは、わたくしどもとしてはなっとくしかねます。

接続 Vます+かねる

1)「ちのうえていこうがあってそうすることはできない、むずかしい」というあらわす。

2) ❹ は、サービスぎょうなどできゃくぼうおうじられないことをえんきょくれいである。 ❺ は、ビジネスなどのあらたまっためん使つかわれるれいである。


1)Something is difficult or impossible to do because of emotional resistance.

2)Sentence ❹ is used in service industry as soft way to say the company cannot meet customer's demands. Sentence ❺ is used in formal business situations.


かのようだ

かのように


かのように

~ように

(seems) as if

やまさんのなんげつもそうじしていないかのようにきたない。

❷ リンさんはそのしゃしんをまるでたからものかなにかのようにたいせつにしている。

❸ 4がつになってゆきるなんて、まるでふゆもどってきたかのようです。

なかさんにそのはなしをすると、かれらなかったかのようなかおをしたが、ほんとうっているはずだ。

接続 〔普通形〕(ナAである/N・Nである)+かのように

1)じっさいにはそうではないが、「まるで~ように」となにかにたとえて、うときのひょうげん

2) ❷ の「~かなにか」は「~か、またはそれにるいするようなもの」というかんようてき使つかわれる。


1)Expression used as a simile; means something is just like something else even though in actuality the two are different.

2)In sentence ❷ , か何か is idiomatic expression meaning whatever precedes pattern or something belonging to similar category.


がはやいか

~すると、どう

no sooner than

せんせいはチャイムがるがはやいか、きょうしつはいってきます。

❷ ひろてんしゃるがはやいか、どんどんってしまった。

❸ そのけいさつかんとおくにはんにんらしい姿すがたつけるがはやいかいかけてった。

接続 Vる+がはやいか

1)「~がはやいか…」のかたちで、「~」がこるとちょくに「…」のどうをする、といたいときに使つかう。

2)「がはやいか」はげんじつのできごとをびょうしゃするのであるから、てきこうあらわぶんや「よう・つもり」などのぶんめいれいぶんていぶんなどがあとることはない。

◆ × チャイムがるがはやいかじゅぎょうをやめてください。

3)どうようようほうひょうげんにはつぎのものがある。

参照(か)とおもうとか~ないかのうちにたとたん(に)なりやいなや


1)Some action occurs shortly after another.

2)Phrase ~が早いか describes actual event. Clauses expressing volitional action or words of volition, such as よう or つもり, commands, or negatives cannot follow.

◆ × チャイムがるがはやいかじゅぎょうをやめてください。

3)Patterns with similar meanings or usage are:

参照(か)とおもうとか~ないかのうちにたとたん(に)なりやいなや


がほしい

(I) want

❶ わたしはあたらしいノートパソコンがほしいです。

わかいときはようふくやくつがたくさんほしかったですが、いまはあまりほしくないです。

❸ A:いま、いちばんほしいものはなんですか。
B:そうですね。かんがほしいです。

❹ タンさんはほんじんともだちがほしいとっています。

❺ A:きれいなかばんですね。

B:ああ、これ、わたしはほしくなかったんですが、ちちってくれたんです。

接続 Nが+ほしい

1)1にんしょう(わたし)のよっきゅうぼうあらわす。あいよっきゅうぼうあいにも使つかうが、うえひとちょくせつ使つかわないほうがいい。

◆ (レストランで)△せんせいなにがほしいですか。
→○せんせいなにがりますか。

2)イけいようおなじようにかつようする。

3)3にんしょうしゅぶんぶんまつにはそのまま使つかえない。 ❹ のように「とっている」や「がっている」をつけるひつようがある。

◆ × タンさんはほんじんともだちがほしいです。


1)Desires and wishes in the first person. Used to ask desires and wishes of others, but is best to avoid using directly toward social superiors.

◆ (レストランで)△せんせいなにがほしいですか。
→○せんせいなにがりますか。

2)Conjugates like イadjectives.

3)Cannot be used at the end of sentences in which a third person is the subject. Must be constructed as in sentence ❹ , with と言っている or がっている.


かまわず

もかまわず


かもしれない

perhaps; it may be that

ゆきは、このみちあぶないですよ。すべるかもしれませんよ。

今日きょうははびょうなので、さきしつれいするかもしれません。

❸ ヤン:わたしのこたえはただしいですか。

せんせいただしいかもしれません、ただしくないかもしれません。ぶん調しらべてみてください。

❹ (スポーツばんぐみで)あ、もりせんしゅはやい、はやい、きんメダルがれるかもしれません。

がいこくびょうになるかもしれないから、りょこうけんはいったほうがいいですよ。

接続 〔普通形〕(ナA/N)+かもしれない

そののうせいがあるという使つかう。そののうせいは、 ❸ のようにはんはんあいも、 ❹ のようにかなりたかあいも、 ❺ のようにまんいちというあいもある。のうせいたいしたり、おそれたりするときなどにも使つかわれる。


Possibility, whether fifty-fifty, as in sentence ❸ ; very high, as in sentence ❹ ; or quite low, as in sentence ❺ . Used when either looking forward to or dreading an event.


から〈げんいんゆう

so; since

❶ スープがあついから、をつけてっていきなさい。

なっとうはきらいですから、べたくないんです。

❸ ちょっとくうわるいから、まどけてもいいですか。

いちろう:どうしてふゆきなの。

はな:スキーができるからよ。

❺ このはこてないでね。あと使つかうから。

接続 〔普通形〕・〔丁寧形〕+から

1)げんいんゆういたいときに使つかう。ぶんまつには、はなひとあらわぶん(「たい」など)や、はたらきかけのぶん(なさい・てください、など)がることがおおい。

2)らいことわりをうときにはつよこえるので「から」は使つかわないほうがいい。

◆ △しょわすれたから、ちょっとせてくださいませんか。
→○しょわすれたんですが、ちょっとせてくださいませんか。


1)Cause or reason. Often clauses expressing speaker's volition (たい, etc.) or exhortation(なさい, てください, etc.) come at end of sentence.

2)Best not to use から in requests or refusals because sounds too strong.


から〈げんいん

~がげんいん

from; on account of

❶ たばこのわすれからになった。

いっしゅんちゅうからこる。うんてんちゅうけいたいでん使つかってはいけない。

ゆうじんせきにんことから、かのじょかいしゃにいられなくなり、めてしまった。

接続 N+から

「~から、…」のかたちで、「~がげんいんで、…のけっとなった」とうときにもちいる。


Shows something is a cause of a result.


からある

~か、それじょうもある~

extends from

❶ ホテルのエレベーターがしょうしていたので、20キロからあるもつって7かいまでかいだんのぼった。

なかさんは80はちじっさいになるのに5キロからあるみちまいにちあるいてかよってくる。

ぎょういんは100まいからのまどガラスをぎわよくつぎつぎみがいていく。

❹ 3おくえんからするマンションがたくさんれているそうだ。

❺ このさくひんちいさいものでも10まんえんからする。

接続 すうりょう+からある  だん+からする

1)すうりょうあらわことにつけて、おおいことをきょう調ちょうするかた

2) ❸ の「からの」もほとんどおなじような使つかう。

3)だんあいは ❹ ❺ のように「からする」を使つかう。


1)Emphasizes large amounts. Added to words expressing quantity.

2)Used nearly the same way as からの, as in sentence ❸ .

3)Becomes からする when used with prices, as in sentences ❹ and ❺ .


からいうと

~のほうめんからはんだんすると

judging from…

ごとへのよくからいうと、なかさんよりやましたさんのほううえだが、のうりょくからいうと、やはりなかさんのほうすぐれている。

ばやしせんしゅは、ねんれいからいえばもうとっくにいん退たいしてもいいはずだが、よくたいりょくともにまだまだじゅうぶんだ。

❸ リンさんのせいかくからいって、だまってかいけっせきするはずがない。なにでもあったのではないだろうか。

きょうのわたしのたちからいっても、けんはあまりおおくないほうがいいのです。

接続 N+からいうと

1)それにてんいてはんだんするとどうであるか、そのひとてんひょうするとどうであるかをいたいときに使つかう。

2) ❷ の「からいえば」、 ❸ ❹ の「からいって」のかたちもある。

3)「からすると」とようほうおなじ。

参照からすると


1)Used when looking how something would be appraised from certain viewpoint or judged from an individual's standpoint.

2)Also in form からいえば, as in sentence ❷ , and からいって, as in sentences ❸ and ❹ .

3)Same meaning and usage as からすると.


からいえば

からいうと


からいって

からいうと


からいっても

からいうと


からこそ

~から

it is precisely because; that

❶ あなただからこそおはなしするのです。ほかのひとにはいません。

かれすうがくえいせいせきがよかったからこそ、ごうかくできたのでしょう。

せんせいしゅじゅつをしていただいたからこそ、ふたたあるけるようになったのです。

❹ あののことをかわいいとおもっているからこそ、きびしくしつけるのです。

あめだからこそ、うちにいたくない。あめにうちにいるのはさびしすぎる。

接続 〔普通形〕+からこそ

1)ふたつの使つかかたがある。 ❶ ~ ❸ のように「~からこそ、…」のかたちで、「~」がただひとつのゆうであり、それをきょう調ちょうしたいときに使つかう。「~からこそ…のだ」のかたち使つかうことがおおい。マイナスのでのつよめにはあまり使つかわれない。

2)もういっぽうは ❹ ❺ のように、じょうしきはんするゆうだがそのゆうとくいたいときの使つかかた


1)Two uses. One emphasizes reasons solely responsible for something, as in sentences ❶ to ❸ . Often found in pattern ~からこそ…のだ. Not used much to stress negative aspects.

2)Second usage as in sentences ❹ and ❺ , when someone wants to stress reason that goes against common sense.


からして

だいいちれいをあげれば

even

❶ このしょくにはかんまもらないひとおおい。しょちょうからしてよくこくする。

❷ このほうしゅうかんはわたしのふるさとのしゅうかんとはずいぶんちがっている。だいいちまいにちものからしてちがう。

❸ このみせふんきになれない。まず、ながれているおんがくからしてわたしのこのみではない。

接続 N+からして

もっとほんてきなことや、つうはあまりもんだいにならないことをげ、「~さえそうなのだからほかのことも…」といたいときに使つかう。マイナスにひょうすることがおおい。


Takes up issues that are most fundamental or not normally problematic (even … is such, so of course everything else is…). Often used in negative appraisals.


からして

からすると


からしても

からすると


からする

からある


からすると

~のたちかんがえると

from the standpoint of

こめつくのうからすると、すずしいなつはあまりありがたくないことだ。

あんぜんまもるというてんからすれば、どもたちのこうどうをあるていせいげんするのはしかたがないことだろう。

ねんきんせいかつしゃたちからして、ぞうぜいはとてもみとめられないせいさくだ。

❹ びんやかんなどのげんかいしゅうげんからのぞましいことだが、せいさんしゃがわからしてもゆうえきなことだとおもう。

接続 N+からすると

1)はんだんひょうをするたちちゃくがんてんあらわす。そのたちってかんがえるとどうであるかをうときのひょうげん。「からいうと」とようほうおなじ。

2) ❷ の「からすれば」、 ❸ ❹ の「からして」のかたちもある。

参照からいうと


1)Judgments, positions from which to make appraisals, or focus of something. Shows how to approach issue from particular standpoint. Same meaning and usage as からいうと.

2)Also takes forms からすれば, as in sentence ❷ , and からして, as in sentences ❸ and ❹ .


からすれば

からすると


からって

からといって


からでないと

てからでないと


からといって

~ということからとうぜんかんがえられることとはちがって

just because…doesn't necessarily mean

だいがくたからといって、かならずしもきょうようがあるわけではない。

❷ アメリカにんでいたからといって、えいがうまいとはかぎらない。

あついからといって、クーラーのいたなかにばかりいるとからだによくないよ。

❹ おいしいからって、アイスクリームばかりべちゃだめだよ。

❺ A:あのひとはおかねちだから、きっとしてくれるよ。

B:かねちだからって、をしてくれるとはかぎらないよ。

接続 〔普通形〕+からといって

「~からといって」のかたちで、「~ということからとうぜんかんがえられることとはちがって」というあらわす。ぶんまつにはほとんどていひょうげんる。「とはかぎらない・わけではない・というわけではない」などのぶんていることがおおい。はなひとはんだんや、はんうときによく使つかう。くだけたかいでは「からって」を使つかう。


Different from what is considered norm. Negative forms are usually found at the end of sentence. Often, negative endings such as とは限らない, わけではない, or というわけではない follow Often expresses speaker's judgment or criticism. Becomes からって in informal speech.


から~にかけて

~から~までのあいだ

from…till

❶ このスタイルは1970ねんだいから1980ねんだいにかけてりゅうこうしたものだ。

あさ、7はんから8にかけて、でんしゃがとてもむ。

❸ (てんほう明日あすとうほくからかんとうにかけて、さめりやすいてんになるでしょう。

❹ (こうつうじょうほうしゅこうそくどうぎんからはねにかけて、ところどころじゅうたいとなっております。

接続 N+から+Nに+かけて

1)はじまりとわりがそれほどはっきりしていないはんあらわし、そのはんないれんぞくてきに、またはだんぞくてきにあることがつづいているといたいときに使つかう。「~から~まで」とているが「~から~まで」ははじまりとわりがはっきりしていて、そのあいだずっとおなじょうたいつづいていることをあらわす。

2)あとぶんいっかいだけのことではなく、れんぞくてきなこと。

◆ × AえきからBえきにかけて、わたしのアパートがあります。
→○AえきからBえきにかけてアパートがたくさんならんでいる。/
  × なかからがたにかけて、チンさんがたずねてきました。
→○なかからがたにかけてあめりました。


1)Range with a vague beginning and end. Successive state of either continuity or intermittency within a range. Similar to~から~まで, although latter has definite beginning and ending and expresses continuation of certain condition throughout temporal or physical range.

2)Clauses following also indicate continuation rather than one-time discrete events.


からには

のなら/のだから

now that…then naturally

❶ ひきうけたからには、さいまできちんとやるせきにんがある。

❷ やるからには、さいまでやれ。

ほんたからには、ほんのことをてっていてきりたい。

ぶんからやるとったからには、ひとみとめられるようなごとをしたい。

接続 〔普通形〕(ナAである/Nである)+からには

1)「~からには、…」のかたちで、「~のだから、とうぜん…」といたいときのひょうげん。「…」では、さいまでやりげるというのことをうことがおおい。

2)「…」には「べきだ・つもりだ・はずだ・にちがいない・てはいけない」など、しゃあらわかたあいへのはたらきかけのかたがよく使つかわれる。


1)"Since…then naturally." Phrase following often means to carry something through to end.

2)Phrases of volition or of appeal, such as べきだ, つもりだ, はずだ, にちがいない, orてはいけない often follow.


からの

からある


がる

(he, she, it is) eager to; tends to

あかちゃんがミルクをほしがって、いています。

おとうとはオーストラリアのだいがくきたがっています。

さいきんどもがようえんきたがらないので、しんぱいしています。

ちちかえってくると、いぬはうれしがってなかはしまわります。

❺ このごろ、たばこのけむりいやがるひとおおくなりました。

どもはほかのどものっているものをほしがります。

接続 イAい/ナA+がる

1)「ほしい・Vたい、いたい・うれしい・ざんねんだ」などについて、3にんしょうようぼうぼうしんたいてきかんかくかんじょうあらわす。

2)どうⅠとおなじようにかつようする。

3)「ほしい」につくあいじょ「が」は「を」にわる。
わたしはNがほしい。
おとうとはNをほしがっている。

4)つうは「がっている」のかたち使つかうが、 ❻ のようにいっぱんてきけいこうあいは「がる」のかたち使つかう。

5)しゅうえひとあい使つかわないほうがいい。

◆ △せんせいくるまをほしがっています。
→○せんせいくるまがほしいとおっしゃっています。


1)Third person's desires, wishes, physical sensations, or emotions.Uses phrases such as ほしい (want), V-たい (want to), 痛い (hurt), うれしい (happy), or 残念だ (too bad).

2)Conjugates like -u verbs.

3)When attached to ほしい, particle が becomes を. Examples: わたしはNがほしい。→弟はNをほしがっている。

4)Usually in the form -がっている, but がる is used to express general trends, as in sentence ❻ .

5)Best not to use when subject is social superior.


かわきりに

をかわきりに(して)


かわって

にかわって


かわりに〈だいしょう

~のだいしょうとして

the other side is; in exchange; in lieu of

❶ ジムさんにえいおしえてもらうわりに、かれほんおしえてあげることにした。

❷ このへんものなどに便べんわりに、ぜんゆたかでちがいい。

げんだいじんせいかつ便べんさをれたわりに、ぜんこわしてしまったのではないか。

おっとしんぶんまないわりに、ざっはすみずみまでむ。

接続 〔普通形〕(ナAな・ナAである/Nである)+わりに

1) ❷ ❸ のように「プラスのことがあるはんめん、マイナスのこともある、または、そのぎゃくのこともある」という使つかうことがおおい。また、 ❶ ❹ のように、あることのだいしょうべつのことをする、という使つかかたもある。

2) ❶ は「Vてもらうわりに、Vてあげる」または「Vてあげるわりに、Vてもらう」というそうかんけいつことをう。


1)Often used as in sentences ❷ and ❸ to show that something has both merits and demerits, or that the issue has an opposite side. Also used as in sentences ❶ and ❹ , in which something is done in compensation for something else.

2)In sentence ❶ , mutual relationships are contrasted using Vてもらう代わりに, Vてあげる (in exchange for having something done for me, I will do…for someone), or Vてあげる代わりに, Vてもらう (in exchange for doing something for someone, I will have…done for me).


かわりに〈だい

~のだいとして/~するのではなく

in place of

あめったのでテニスのれんしゅうをするわりに、うちでテレビをごしました。

❷ いつものコーヒーのわりに、やすこうちゃんでみたがけっこうおいしかった。

しゅっちょうちゅうちょうわりに、わたしがかいます。

やくしょくのに、ぶんわりに、あねってもらった。

❺ メールをするわりに、今日きょうひさしぶりでなががみいた。

接続 Vる/Nの+わりに

❶ ❷ は「ひとものだいとして、べつひともの」というで、 ❸ ~ ❺ は「つうすることをしないでべつのことをする」という


In sentences ❶ and ❷ , a proxy or substitute acts on behalf of someone or something else. In sentences ❸ through ❺ , means to do something other than one's habitual action.


かんして

にかんして


かんする

にかんして


オ行 ←

→ キ行